1. 宮崎市にお住まいのH様が、
「相続した実家を更地にしてアパート用地として売却できた事例」
宮崎市における、相続不動産の売却に関する悩みを解決した事例を3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。
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- 1. 宮崎市にお住まいのH様が、「相続した実家を更地にしてアパート用地として売却できた事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 宮崎市島之内 | 種別 | 土地 |
---|---|---|---|
面積 | 550.65㎡ | 成約価格 | 2,400万円 |
間取り | ― | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
H様は宮崎市にお住まいの60代のお客様です。
お父様がお亡くなりになり、H様と二人のご兄弟合わせて三人で実家を相続することになりました。
しかしH様ご兄弟はご実家に戻られる予定はないため、売却し、売却金を三人で分配しようと考えています。
しかし、築46年と古いご実家が売れるのか分からず、専門家の意見を聞きたいと考えています。
解決したいトラブル・課題
課題
築46年の実家を相続したが、使う予定がなく手放したい。築古の物件が売却できるかがわからない。
H様はご実家を手放したいとお考えです。
しかし、H様のご実家は築46年と古く、売却できるのか判断できないようでした。
インターネットで調べるかぎり、築40年以上の物件には資産価値がないといわれており、古い物件でも売却できるかを相談したいと思われています。
不動産会社の探し方・選び方
H様は相続したご実家が売却できるのか知りたいと考え、宮崎市で不動産売買の実績がある不動産会社をインターネットで探し、実際に数件相談に訪れました。
その際に、
- 担当者が親身になって相談にのってくれた
- 地元密着型なので、宮崎市の不動産事情に精通していた
という2点を重視し、依頼する不動産会社を決定しました。
H様の「トラブル・課題」の解決方法
H様には築古物件の売却方法についてご説明しました。
1.築古の空き家の売却方法
空き家を売却する方法は主に3つあります。
- 【築古の空き家の売却方法】
※表は左右にスクロールして確認することができます。
売却方法 | メリット | デメリット |
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中古物件、または古家付きの土地として仲介で売却する |
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更地にしてから売却する |
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不動産会社に買取をしてもらう |
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※詳しくはこちら:【宮崎市版】不動産(空き家・実家)売却マニュアル 基礎知識と流れ・手続きとコツ
売却方法にはいずれもメリットとデメリットがあります。
H様ご兄弟のケースでは、ご実家が築46年と古く、古家付きの土地として仲介で売却しようとすると「買主が現れるまで時間がかかる」もしくは「売れ残ってしまう」可能性が高いです。
当時、弊社にはアパートを建築するための土地を探しているお客様がいらっしゃいました。
H様ご兄弟のご実家の土地が広く、アパート用地として十分だと判断し、「更地にして売却する」ことを提案いたしました。
2.「結果」
検討の結果、H様ご兄弟はご実家を更地にして売却することを選択されました。
更地にする手間や労力がかかりますが、アパート用地として購入希望者がいらっしゃったことが、決め手となったようです。
弊社が提携している解体業者を紹介したことでスムーズに更地化され、H様は無事に土地を売却することができました。
地域に密着した不動産会社だからこそ可能な提案だったと考えております。
2.宮崎市にお住まいのT様が、「相続した一戸建てのご実家を知識無しで売却した事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 宮崎市平和が丘東町 | 種別 | 一戸建て |
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建物面積 | 126.24㎡ | 土地面積 | 242.26㎡ |
築年数 | 築54年 | 成約価格 | 1,250万円 |
間取り | 6LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
宮崎市にお住まいの60代のお客様です。
お父様がお亡くなりになり、T様と妹様のお二人で実家を相続することになりました。
T様と妹様は二人で均等に遺産相続をしようとお考えです。
解決したいトラブル・課題
課題
姉妹で遺産を均等に分けるために売却したい。二人とも不動産売却に関する知識がないため、丁寧な説明をしてくれる不動産会社を探している。
T様は市内の別の場所でご家族とお住まいであり、妹様は県外で旦那さまと暮されているため、相続した物件と土地を売却し、売却金を均等に分配したいと思われています。
ただ、ご両名とも不動産売却が初めてであり、安心して依頼することができて、アドバイスやサポートをしてくれる不動産会社を探しています。
不動産会社の探し方・選び方
不動産売却の経験がないT様は安心して任せられる不動産会社に依頼したいと考え、インターネットで検索しました。
検索結果の不動産会社のホームページを見て
- 宮崎市で長年の売却実績がある
- 不動産売却の方法や手続きについて詳しく解説している
ことから、安心して任せられると感じた不動産会社に相談することにしました。
T様の「トラブル・課題」の解決方法
T様ご姉妹にとって初めての不動産売却でしたので、不動産売却の主な流れと媒介契約についての注意点を説明しました。
1.不動産売却の流れ
「不動産売却の大まかな流れ」は以下のとおりです。
- 不動産会社に査定を依頼する
- 不動産会社と媒介契約を結ぶ(ここまで約1~2週間)
- 不動産会社が売却活動を開始する
- 買主と売買契約を締結する(ここまで3~6か月)
- 代金を受け取り、買主に不動産を引き渡す(ここまで4~7か月)
- 確定申告をする(翌年に実施)
不動産の売却を進める際は、上記の6つの手順にしたがって進行します。
不動産の査定は契約前であれば複数の不動産会社に依頼することが可能です。
その際、もっとも査定額が高い不動産会社と契約したいところですが、その査定額が市場価格と大きくかけ離れている場合売却が難しくなる可能性があることに注意しなくてはいけません。
不動産売却を検討している方は、相場をある程度事前に把握しておくことが大切です。
2.媒介契約の形態に注意する
不動産を売却する際には不動産会社と「媒介契約」を結びます。
媒介契約とは、不動産会社が売主のために買主を探す契約です。物件の販売条件や成約時の報酬金額を定めています。
媒介契約には
- 一般媒介契約
- 専任媒介契約
- 専属専任媒介契約
の3種類があります。
それぞれの契約にはメリットとデメリットがあります。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
一般媒介契約 | 専任媒介契約 | 専属専任媒介契約 | |
---|---|---|---|
依頼できる 不動産会社 |
複数 | 1社のみ | 1社のみ |
売主への 経過報告 |
報告義務なし | 14日に 1回以上 |
7日に 1回以上 |
自己発見取引 | 可能 | 可能 | 不可 |
契約期間 | 制限なし | 3か月以内 | 3か月以内 |
- 一般媒介契約
同時に複数の不動産会社と契約できる点が大きなメリットです。
ただし、人気物件でないと積極的な販売活動が行われない可能性があります。 - 専任媒介契約
特定の不動産会社1社のみと契約します。そのため、活発な販売活動が期待でき、買主がスムーズに見つかる可能性が高いです。
また、買主を自分で見つけて取引することも可能です。 - 専属専任媒介契約
特定の不動産会社1社のみと専属契約を行います。
活発な販売活動が期待でき、経過報告の頻度も高く安心して売却を任せることができる反面、自分で買主を探したとしても不動産会社を経由して取引をしなくてはいけません。
そのため、すべての取引において仲介手数料が必要になります。
不動産売却の流れと媒介契約についての注意点をご説明したところ、弊社に売却活動を一任したいということで、専属専任媒介契約を締結しました。
3.「結果」
弊社で販売活動を行ったところ、3か月で買主の方を見つけることができました。
T様ご姉妹は無事に売却金を均等に分配することができ、ご満足されていました。
3.宮崎市にお住まいのM様が「相続した実家をリフォームして売却した事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 宮崎市田吉 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 89.39㎡ | 土地面積 | 280㎡ |
築年数 | 45年 | 成約価格 | 1,200万円 |
間取り | 4DK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
宮崎市にお住まいの40代のお客様です。
お母様が亡くなり、築45年の一戸建てのご実家を相続しました。現在は市内のマンションで家族と暮らしており、相続した実家に戻る予定はありません。
なるべく高く売却したいと考えていますが、不動産売却の知識がなく、どうすれば高く売れるのかが分かりません。
解決したいトラブル・課題
課題
相続した実家を売却したい。その際、できるだけ高く売却したいものの、どうすればいいのかが分からない。
M様は相続した実家に戻る予定はなく、売却を考えています。
少しでも高く売却したいと考えていますが、M様は初めての不動産売却のため知識がなく、どうすれば高く売れるのかが不明です。
不動産会社の探し方・選び方
M様は長く事業を続けている不動産会社のほうが安心できると考え、老舗の不動産会社をインターネットで探しました。
その際、大手の不動産会社と地元の不動産会社で悩みましたが、
- 親身になって話を聞いてくれるのではないか
- 地元の事情をよく知っている方が高く売ってくれるのではないか
と考え、最終的には地元の不動産会社に相談することを決めました。
M様の「トラブル・課題」の解決方法
家を高く売却するにはいくつかの方法があります。
1.家を高く売る方法
家を高く売る方法には以下のようなものがあります。
- リフォーム、リノベーションをする一概に必要だとは限りませんが、リフォームやリノベーションによって価値を高めることが可能です。
- しっかりと掃除を行う壁紙やフローリングの劣化といった部屋の状態、汚れや結露によるシミの有無なども内覧の印象に大きな影響を与えます。屋内もできる限りきれいにしておきましょう。
- 売却するタイミングを見極める不動産には売れやすい時期があります。不動産会社と相談し、売れやすい時期を見極めて売りに出すのが良いでしょう。
- 周辺物件の相場を把握する周辺物件の相場からかけ離れた値段にせず、適切な価格で売りに出すことも重要です。
M様のご実家は築年数が45年で、一度もリフォームをされていなかったため、お風呂やキッチン、トイレ、洗面所といった水回りをリフォームすることで家の価値が高まるのではないかとご提案しました。
2.リフォームにかかる費用
一般的な一戸建ての水回り4箇所(お風呂・キッチン・トイレ・洗面所)のリフォーム費用は150万~250万円です。
ただし、リフォームは一概に必要なものではありません。
リフォームをして売却する場合、リフォーム費用が回収できるかどうかをしっかりと不動産会社と相談しましょう。
買主にリフォームいただくことを前提に安く売り出したほうが、結果的に利益は高くなる可能性があります。
3.結果
検討の結果、M様はご実家の水回りだけをリフォームして、売却することにしました。
売りに出してから4か月後に、M様の希望価格で売却することができました。